生命保険おすすめランキング > メリット・デメリット > ネット生命保険のメリット・デメリットは?
2011年に国内初のネット生命保険が誕生して以来、いくつかの新しいネット生命保険も誕生し話題になっています。
今回はネット生命保険のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。
なんと言ってもネット生命保険の1番のメリットは、保険料が格安であることです。
従来の生命保険会社の約3分の2の保険料に抑えることができます。
保険料を安くできる要因は、営業マンがいないためまず人件費をカットすることができます。
また、申し込みもネットで済ませられるのでペーパー代もかからず、各所の営業所や事務所なども必要ありません。
このように、諸々の経費が削減できるので、保険料を安くすることができます。
生命保険と言えば、ややこしい、わかりにくいというイメージがあると思いますが、ネット生命保険の商品はややこしい仕組みや余計な特約がついていない商品が多いため、商品の特徴を理解しやすい点がメリットです。
ネット生命保険は、申し込みに際して、営業マンと話すことはありません。
自分のタイミングで、自分の考え商品を組み立てて申し込むことができます。
そのため、営業マンからのしつこい勧誘を受けるストレスがないこと、必要以上に高い保険を売りつけられることがない点がメリットです。
営業マンがいないことはメリットですが、デメリットでもあります。
保険の知識がない中で自分自身の必要保障額から商品設計まですべて自分で考えて判断しなければなりません。
営業マンからのアドバイスはもらえません。
そうなると、「とりあえずなんとなく」や「安いからこれで」という曖昧なかたちで加入することになり、それが自分にあっていれば何の問題もありませんが、将来全く使えない保険であったとしたならば、毎月の保険料がもったいないですね。
ネット生命保険は2011年に誕生したばかりのため、実際に保険金を支払ったケースはまだまだ少ないです。
そのため、実際にどういった経営をしているのか実態がまだ見えてきません。
保険は入り口ばかりに目がいきがちですが、生命保険会社が破綻して保険金が削減されたという話は今までにもいくつもありました。
もちろんこのリスクは全生命保険会社に言えることですが、とりわけまだほとんど保険金を支払ったことがないネット生命保険は、保険金支払いが集中する時期がくる時に、もちこたえられるのか少し不安はあるでしょう。
ネット生命保険での加入を検討されている方は、メリットとデメリットの両方を理解したうえで検討する必要があるでしょう。