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がん保険の見直し「今の実情に合わせる保障の追加」

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保険に加入して数十年経つと、保険の見直しの時期になります。

例えば、

  • 生命保険の医療特約に加入していたが保険料の払込期間が終わる医療保障がなくなる
  • 20年ぐらい前にがん保険に加入していて今の事情にあわない

などがあります。

医療保障がなくなった方や医療保険の必要性を感じた方に、以前の記事で人生100歳以上の備え「90歳まで加入できる医療保険」で紹介しています。

今回は、古いがん保険の見直しについて紹介します。

 

20年ぐらい前のがん保険の保障例

20年ぐらい前のがん保険の保障例を紹介します。

  • 保障対象:保障内容はがんに限定(上皮内鍼生物や他の疾病は保障なし)
  • 診断給付金(1回):200万円(65歳以上は100万円)
  • 入院給付金:1日につき3万円
  • 手術給付金:なし
  • 通院給付金:20日以上の継続入院後通院したとき1日につき1万円
  • 抗がん剤治療給付金:なし
  • がん先進医療給付金:なし
  • 在宅療養給付金:1退院につき40万円
  • 死亡保険金:300万円(65歳以上は150万円)
  • 死亡返戻金:30万円(65歳以上は15万円)
  • 夫婦の保険料:月額8,560円(配偶者の保障内は本人の6割程度)

 

不足する保障

古いがん保険で不足する保障には、以下があります。

 

通院保障

入院保障が主でしたが、平成17年ごろから通院患者数が入院患者数を上回るようになり、その差が開いています。

上の保障例では、通院は入院20日経過後に保証され現状に合わなくなっています。
このため、1日目からの通院保障が望まれます。

 

三大治療

上の保障例では、三大治療(手術、放射線治療、抗がん・ホルモン剤治療)が含まれていません。
現状では、がん経験者の9割以上が三大治療のいずれかを受けています(2017年のアフラック調査)。
利用者が多いいことから、三大治療保障が望まれます。

 

がん先進医療

上の例では、がん先進医療が含まれていません。
先進医療の技術料は全額自己負担になります。1件あたりの平均技術料、平均入院期間、年間実施件数は、以下になります(生命保険文化センターの平成28年資料による)。

先進医療技術 技術料 入院期間 年間実施件数
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核手術 30万円 11.1日 145件
陽子線治療 276万円 8.8日 2016件
自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた
活性化自己リンパ球移入療法
34万円 1.1日 81件
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 55万円 1.2日 11478件
歯周外科治療におけるバイオ・
リジェネレーション法
6万円 277件

自己負担の技術料が高額になることがあり、がん先進治療はつけたい特約です。

 

以下に必要な保障に加入できる保険を紹介します。

 

損保ジャパン日本興亜ひまわり生命「Linkx coins(リンククロス コインズ)」

「リンククロス コインズ」は先進医療と臓器移植を保障する、インターネット申し込み専用の先進医療保険です。

 

特徴

「リンククロス コインズ」は、以下の特徴を持つ保険です。

  • 先進医療の技術料を通算2,000万円まで保障
  • 対象となる先進医療治療を受けると1回につき5万円
  • 所定の臓器移植手術で1,000万円保障(国内の医師の診断・紹介で海外も対象)
  • 保険料は年齢・性別にかかわらず月額500円

 

契約条件

「リンククロス コインズ」の契約条件を以下に示します。

  • 契約者・被保険者:申込者本人
  • 契約年齢:20歳〜69歳
  • 保険期間・保険料払込期間:1年(年齢上限なく自動更新)
  • 保険料払込方式:クレジットカード月払い(月額500円)

69歳の加入年齢制限がありますが、保障は一生涯続きます(保険料払込も一生涯)。

 

生きるためのがん保険「Days1プラス」

「Days1プラス」は、今のがん保険を生かしたまま足りない保障をプラスできる保険です。
保障は、がんによる治療に限定されます。

 

特徴

「Days1プラス」は、古いがん保険に不足する以下の保障を追加できる保険です。

  • 1日目から日数無制限の通院保障
  • 手術、放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療の三大治療保障
  • 通算2,000万円までのがん先進医療保障

この保障以外に、女性がかかりやすいがん保障や外見ケア保障なども選択できます。

 

保障と保険料の例

保障内容の例を以下に示します。

  • 通院給付金:1日目から日数無制限で1日あたり5,000円
  • 手術治療給付金:1回につき5万円
  • 放射線治療給付金:1回につき5万円
  • 抗がん剤・ホルモン剤治療特約:5万円
  • 乳がん・前立腺がんのホルモン剤治療は2.5万円
  • がん先進医療特約:通算2,000万円
  • がん先進医療一時金:1年1回を限度に15万円

以上の保障内容の月額保険料の目安を以下に示します。

契約日年齢 男性 女性
30歳 445円 595円
40歳 705円 995円
50歳 1,240円 1,395円
60歳 2,320円 1,755円
70歳 3,760円 2,065円

 

チューリッヒ生命「終身がん治療保険プレミアムDX」

「終身がん治療保険プレミアムDX」は主契約を自由診療を含む三大治療に限定し、その他の保障は特約でつける保険です。

特徴

「終身がん治療保険プレミアムDX」は保障を選択できるので、古いがん保険に不足する保障を追加できます。

  • 所定の放射線・抗がん剤治療等を受けると月々の治療費(基準給付月額)を保障
  • 自由診療による抗がん剤・ホルモン治療を受けると基準給付月額の2倍を保障
  • 上記給付金は通算2,000万円限度
  • がん先進医療費の技術料を通算2,000万円まで保障
  • 入院費・通院費・先進医療等の特約選択(不足する保障の追加)

 

保障と保険料の例

保障内容の例を以下に示します。

  • 放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療給付金:月額10万円
  • 自由診療抗がん剤・ホルモン剤療給付金:月額20万円
  • がん先進医療特約:通算2,000万円
  • がん先進医療一時金:同一で先進医療療養につき1回15万円
  • がん入院特約:1日あたり5,000円
  • がん手術特約:1回につき10万円
  • がん通院特約:1日につき5,000円

以上の保障内容の月額保険料の目安を以下に示します。

契約日年齢 男性 女性
30歳 1,699円 1,404円
40歳 2,264円 1,714円
50歳 3,279円 2,004円
60歳 4,879円 2,309円
70歳 6,759円 2,404円