生命保険おすすめランキング > 生命保険見直し > がん保険の見直し「今の実情に合わせる保障の追加」
保険に加入して数十年経つと、保険の見直しの時期になります。
例えば、
などがあります。
医療保障がなくなった方や医療保険の必要性を感じた方に、以前の記事で人生100歳以上の備え「90歳まで加入できる医療保険」で紹介しています。
今回は、古いがん保険の見直しについて紹介します。
20年ぐらい前のがん保険の保障例を紹介します。
古いがん保険で不足する保障には、以下があります。
入院保障が主でしたが、平成17年ごろから通院患者数が入院患者数を上回るようになり、その差が開いています。
上の保障例では、通院は入院20日経過後に保証され現状に合わなくなっています。
このため、1日目からの通院保障が望まれます。
上の保障例では、三大治療(手術、放射線治療、抗がん・ホルモン剤治療)が含まれていません。
現状では、がん経験者の9割以上が三大治療のいずれかを受けています(2017年のアフラック調査)。
利用者が多いいことから、三大治療保障が望まれます。
上の例では、がん先進医療が含まれていません。
先進医療の技術料は全額自己負担になります。1件あたりの平均技術料、平均入院期間、年間実施件数は、以下になります(生命保険文化センターの平成28年資料による)。
先進医療技術 | 技術料 | 入院期間 | 年間実施件数 |
---|---|---|---|
高周波切除器を用いた子宮腺筋症核手術 | 30万円 | 11.1日 | 145件 |
陽子線治療 | 276万円 | 8.8日 | 2016件 |
自己腫瘍・組織及び樹状細胞を用いた 活性化自己リンパ球移入療法 |
34万円 | 1.1日 | 81件 |
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術 | 55万円 | 1.2日 | 11478件 |
歯周外科治療におけるバイオ・ リジェネレーション法 |
6万円 | — | 277件 |
自己負担の技術料が高額になることがあり、がん先進治療はつけたい特約です。
以下に必要な保障に加入できる保険を紹介します。
「リンククロス コインズ」は先進医療と臓器移植を保障する、インターネット申し込み専用の先進医療保険です。
「リンククロス コインズ」は、以下の特徴を持つ保険です。
「リンククロス コインズ」の契約条件を以下に示します。
69歳の加入年齢制限がありますが、保障は一生涯続きます(保険料払込も一生涯)。
「Days1プラス」は、今のがん保険を生かしたまま足りない保障をプラスできる保険です。
保障は、がんによる治療に限定されます。
「Days1プラス」は、古いがん保険に不足する以下の保障を追加できる保険です。
この保障以外に、女性がかかりやすいがん保障や外見ケア保障なども選択できます。
保障内容の例を以下に示します。
以上の保障内容の月額保険料の目安を以下に示します。
契約日年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
30歳 | 445円 | 595円 |
40歳 | 705円 | 995円 |
50歳 | 1,240円 | 1,395円 |
60歳 | 2,320円 | 1,755円 |
70歳 | 3,760円 | 2,065円 |
「終身がん治療保険プレミアムDX」は主契約を自由診療を含む三大治療に限定し、その他の保障は特約でつける保険です。
「終身がん治療保険プレミアムDX」は保障を選択できるので、古いがん保険に不足する保障を追加できます。
保障内容の例を以下に示します。
以上の保障内容の月額保険料の目安を以下に示します。
契約日年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
30歳 | 1,699円 | 1,404円 |
40歳 | 2,264円 | 1,714円 |
50歳 | 3,279円 | 2,004円 |
60歳 | 4,879円 | 2,309円 |
70歳 | 6,759円 | 2,404円 |