生命保険おすすめランキング > はじめての生命保険 > 人生100歳時代の備え「国民年金基金」
人生100歳時代が迫り、人生100歳への備えを紹介しています。
マイナス金利の時代、民間の個人年金保険は苦しい時代になっています。
人生100歳時代に備える老後資金作りとして以下を紹介して来ました。
最近の記事では、以下を紹介しています。
終身年金保険は販売停止が続いていますが、以下が注目されています。
公的年金は原則65歳から受給しますが、70歳から受け取り始める繰り下げ受給も可能です。
70歳からの繰り下げ受給にすると、42%年金額が増額します。
65歳定年(再雇用を含む)時代になり65歳から公的年金を受給するのが一般的ですが、65歳を超えて働く方も増えています。
65歳を超えて社会保険(公的年金を含む)に加入して働き月額収入が47万円を超えると年金受給額が減額されます。
このケースに該当する場合は、可能であれば以下にすると有利になります。
民間の個人年金も保険料は控除されますが、以下については掛金(保険料)が全額控除されマイナス金利の時代に有利な保険と言えます。
国民年金基金は、公的年金第1号被保険者(国民年金加入者)に限定されます。
第1号被保険者は老齢厚生年金だけ受給するので平成29年度で年金額は満額で77万9300円です。
この年金額で生活するのは困難なので、国民年金基金あるいは確定拠出年金「iDeCo」に加入し人生100歳時代の1つの備えとしてオススメします。
国民年金基金とiDeCoを比べると以下になります。
国民年金基金とiDeCo、どちらに加入(両方に加入もできます)するのが有利かは迷うところですが、一般には終身年金と確定給付(年金額が確定)年金の国民年金基金が有利と言えます。
ただし、iDeCoは自分で有利に運用(利率で2%以上)できれば、国民年金基金よりも高額な年金にすることも可能です。
国民年金基金は、以下の特徴のある個人年金保険です。
厚生年金は、老齢基礎年金と厚生年金の2階建年金と言われます。
国民年金は、老齢基礎年金だけで厚生年金の2階部分がありません。
国民年金基金は、国民年金(第1号被保険者)に厚生年金のように上乗せできる任意加入の公的な個人年金保険です。
掛金は全額控除されます(掛金は月額68,000円以内です)。
例えば掛金の年間合計が30万円の場合の所得税・住民税の軽減の目安は以下になります。
掛金だけでなく、年金として受け取る時も有利な公的年金等控除が適用されます。
国民年金基金には、以下の種類(プラン)があります。
複数口加入することができますが、最初の1口目はA型かB型で、2口目以降はA型・B型・1〜5型を選択できます。
掛金は、加入した年齢で変わります。
30歳(30歳1月〜31歳0月)男性の場合の月額年金額と保険料、以下になります。
掛金は、加入した年齢で変わります。
30歳(30歳1月〜31歳0月)女性の場合の月額年金額と保険料、以下になります。
年金と保険料は、性別と加入時の年齢で変わります。
詳しくは、国民年金基金のホームページを参照してください。