生命保険おすすめランキング > 生命保険の選び方 > がんの治療と収入減少に備える「ライフネットのがん保険ダブルエール」
病気やケガで働けなくなったときの備えとして就業不能保険を紹介しています。
前回、紹介した就業不能保険の保険金支給条件のまとめをしました。
まとめについては、“就業不能保険「保険金支給条件のまとめ」”を参照してください。
就業不能保険は病気やケガで働けない状態に着目してその間の収入減少を保障する保険ですが、働きにくくなる特定の疾病に着目して治療と収入減少を保障する保険もあります。
今回紹介するライフネット生命「ダブルエール」は、がんに着目して治療と収入減少のダブルに備える保険です。
病気やケガで働けなくなったときや収入がなくなる場合には、以下の健康保険や年金の制度が利用できる可能性があります。
障害年金には、健康保険加入者全員が対象の「障害基礎年金」と厚生年金加入者が対象の「障害厚生年金」があります。
このような、公的給付については、“終業不能に備える保険「公的給付も検討」で紹介しています。
日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで死亡しています(協会けんぽのHP)。
しかし、がんにかかっても復職した人も多くいます(75.7%)。
東京都福祉保険局のがん患者の就労等に関する実態調査(平成26年)によると以下が言えます(がん患者全体でなく働いている人の仕事への影響についての調査です)。
平成23年の調査ですが、東京都については、がん患者数のうち25歳から64歳までの働いている世代の閉める割合は34%を占めています。
ライフネット生命は、がん治療とがん治療に伴う収入減少に備える「ライフネットのがん保険ダブルエール」を2017年8月1日から発売すると発表しました。
この保険は、以下の2つに備える保険です。
ダブルエールは、以下を保障します。
はじめてがんと診断されたときにまとまった一時金100万円から300万円が支給されます。
一時金は、がん治療に関わる以下のような費用にあてることができます。
がんの三大治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療)を入院・通院に関わらず月に1回10万円を回数無制限で給付されます。
がんにかかった後の収入減少や生活費に備える給付金でがん診断一時金の50%(一時金が100万円だと50万円)が最大5回給付されます。
ただし、生存している間で死亡すると支給されません。
がんを直接の原因とした先進医療について、自己負担した技術料と同額を通算2,000万円まで保障されます。
また、がん診断が確定すると以降の保険料の払い込みは免除されます。
以下の保障内容の保険料を示します。
以上の保障内容で保障期間・保険料払い込み期間終身の月間保険料の目安を以下に示します。
保険料払込期間は終身ですが、がんにかかると以降の保険料の払い込みは免除されます。