個人年金保険の比較情報ポータルサイト
返戻率や人気商品をランキング形式でご紹介
生命保険おすすめランキング > 生命保険の選び方 > 働けなくなったときの備え「所得補償保険」
働けなくなったときの備え「所得補償保険」
病気やケガで働けなくなり収入が減るときに備えるのに、先ずは公的社会保険（健康保険と年金）の給付があります。
公的給付については、就業不能に備える保険「公的給付も検討」に紹介していますので参照して下さい。
公的社会保険以外に働けなくなったときの収入減少に備える保険として就労不能保険があり、以下の保険を紹介しました。
- アフラック「給与サポート保険」
- 朝日生命「収入サポート保険」
- 三井海上あいおい生命「＆LIFEに就業不能への保障を追加」
似た名称の保険に収入保障保険があります。
収入保障保険は、死亡あるいは後遺障害になったときに保険金を一時金で全額受取るのではなく、保険期間年金として受取る保険で、就業不能保険はとは以下の違いがあります。
- 就業不能保険は、生存しているときの収入減少を補うのに年金として受取る保険です
- 収入保障保険は、死亡時に遺族が保険金を給与のように年金で受け取る保険です
就業不能保険は生命保険会社が販売する保険です。
損害保険会社も同様な保険を販売していて、こちらは所得補償保険です。
就業不能保険は保険期間が長期でその分保険料が高く、所得補償保険は保険期間が短期でその分保険料が安くなっています。
今回所得補償保険を紹介します。
損保ジャパン日本興亜「所得補償保険」
所得補償保険の特徴
所得補償保険は、以下の特長を持つ保険です。
- 病気やケガで働けなくなったときの収入をカバー
- 世界中どこにいても、２４時間いつでも補償の対象
- 告知書に答えるだけで医師の診査は不要
- 家族の日常生活での損害賠償責任も補償「個人賠償責任補償特約」
損害保険会社の保険なので、自転車事故などに備える個人賠償責任補償特約をつけれます。
個人賠償責任補償特約は、単独の保険ではなく自動車保険や火災保険の特約としてつける保険です。
加入していない場合は、つけると有用な保険（特約）です。
保険のしくみ
保険期間は１年で、保険の支払期間も最大１年です。
保険の支払いは、保険開始日から７日以降に就業不能にときから１年間（あるいはその間に就業を始めるまで）毎月年金が支給されます。
１億円の個人賠償責任補償特約をつけることができます。
保険料の目安
保険料は職種により異なり、１級から３級までに分かれています。
- 基本１級
基本１級は、一般事務職、飲食店主・従業員、危険物を扱わない小売店主・従業員、医師、教師、建築家、税理士、弁護士などです。
- 基本２級
基本２級は、栄養士、屋内清掃員、危険物を扱わない研究者・技術者、調理人、デザイナー、農耕従事者、美容師、理容師などです。
- 基本３級
基本３級は、危険物を扱う研究者・技術者、警備員、消防員、ハイヤー・タクシー運転手、板版工などです。
保険料は補償が同じ場合、性別に関係なく年齢で決まります。
所得補償月額１５万円、保険期間１年、支払対象期間１年のケースの月額保険料の目安を以下に示します。
- 満２５〜２９歳は１級：１，３２０円、２級：１，５２０円、３級：１，７７０円
- 満３０〜３４歳は１級：１，６４０円、２級：１，８８０円、３級：２，２１０円
- 満３５〜３９歳は１級：２，０３４円、２級：２，３４０円、３級：２，７３０円
- 満４０〜４４歳は１級：２，５４０円、２級：２，９１０円、３級：３，４１０円
- 満４５〜４９歳は１級：３，０２０円、２級：３，４８０円、３級：４，０７０円
- 満５０〜５４歳は１級：３，５００円、２級：４，０２０円、３級：４，７３０円
- 満５５〜５９歳は１級：３，７４０円、２級：４，３１０円、３級：５，０４０円
個人賠償責任補償特約追加保険料
個人賠償責任補償特約は、年齢、性別に関係なく補償金１億円で月額１１０円（年払いは１，２４０円）です。
個人賠償責任補償特約は、所得賠償保険の特約として加入できますが、単独では加入できません。
家事従業者入院安心プラン
家事従業者の専業主婦（夫）の方が入院に備える保険です。
専業主婦（夫）は一般に所得はありませんが、入院すると子供や介護する高齢者などがいると大きな出費が必要になる可能性があり、保険で備えておくことが有用です。
上の所得補償保険と同じ補償内容の月額保険料の目安は、以下になります。
- 満２５〜２９歳は８４０円
- 満３０〜３４歳は１，０５０円
- 満３５〜３９歳は１，３１０円
- 満４０〜４４歳は１，６２０円
- 満４５〜４９歳は１，９４０円
- 満５０〜５４歳は２，２４０円
- 満５５〜５９歳は２，４００円
