生命保険おすすめランキング > 生命保険の選び方 > 人生100歳以上の備え 外貨建終身年金「あしたの、よろこび」
人生100歳以上の備えについて、生命保険と医療保険を紹介しています。
人生100歳以上の長生きができそうな時代になり、喜ばしいことですが長く生きていける分、医療・介護・老後の生活費への備えが必要になり老後リスクにもなります。
人生100歳時代の備えとして最新記事は、外貨建保険「フラット外貨終身」を紹介しました。
今回は、三井住友海上プライマリー生命が今年(2018年)5月から全国の金融機関で販売を始めた外貨建年金「あしたの、よろこび」(通貨選択生存保障重視型個人年金保険)を紹介します。
三井住友海上プライマリー生命は、今年2月から三井住友銀行から外貨建終身年金保険を発売しています。
この保険については、人生100歳以上の備え「一生涯受け取れる人生応援年金」で紹介しています。
日本人の平均寿命は、男性で約81歳、女性は約87歳になります。
この平均寿命を見て、私は81歳まで生きていける(男性の場合で女性は87歳)と考えるのは間違いで、何歳まで生きていけると予想される年齢は平均余命をみて考える必要があります。
平均寿命は0歳児の平均余命で、平均余命は年齢が増すごとに減って生きますがそのときの年齢を加えると平均寿命よりは大きくなります。
平成28年の平均余命は、以下になっています。
括弧内は年齢に平均余命を加えた年齢です。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
0歳 | 80.98(80.98歳) | 87.14(87.14歳) |
20歳 | 61.34(81.34歳) | 67.46(87.46歳) |
40歳 | 41.96(81.96歳) | 47.82(87.82歳) |
60歳 | 23.67(83.67歳) | 28.91(88.91歳) |
80歳 | 8.92(88.92歳) | 11.82(91.82歳) |
90歳 | 4.28(94.28歳) | 5.62(95.62歳) |
前述した「フラット外貨終身」で、保険料を決めるもととなる金融庁で定める標準金利を紹介しています。
マイナス金利の時代、標準金利は1996年4月には2.75%であったものが昨年(2017年)は0.25%に大きく下がり、個人年金保険の販売停止が起きています。
日本では非常に低金利ですが、海外では日本に比べて高く外貨で運用する外貨建保険が注目されています。
今回紹介する「あしたの、よろこび」の積立利率は、以下のようになっています(円建て保険の積立利率は標準金利をもとに決められ、標準金利よりは高くなります)。
「あしたの、よろこび」は、米ドルまたは豪ドルで運用するトンチン性を高めて年金額を充実させている一時払い外貨建個人年金保険です。
契約の1ヶ月後から年金を終身受け取る「すぐに」と据置期間(0年〜10年)をおき増やして受け取る「ずっと」を選択できます。
据置期間中に死亡すると、一時払い保険料が死亡保険金として戻ります。
また、解約すると解約返戻金(最高額で一時払い保険料)が戻ります。
以下の4つの年金種類を選択できます。
受け取りずみの年金額が、死亡保険金(80%型または100%型)を越えると死亡保険金はなくなります。
また、死亡保険金をつけない場合と据置期間が長くなると年金額は増えていきます。
契約条件を以下に示します。
契約年齢65歳、一時払保険金10万米ドル、積立利率2%ケースでは、年金額は以下になります。
年金額は、1米ドル100円の場合の計算です(円年金額は為替レートで変わります)
死亡保険金 | 性別 | 据置期間 | 年金額 | 年金額が保険料を上回る年齢 |
---|---|---|---|---|
なし | 男性 | 0年 | 52.3万円 | 84歳 |
女性 | 0年 | 42.5万円 | 88歳 | |
男性 | 10年 | 88.5万円 | 86歳 | |
女性 | 10年 | 69.1万円 | 89歳 | |
80%型 | 男性 | 0年 | 48.0万円 | 85歳 |
女性 | 0年 | 41.0万円 | 89歳 | |
男性 | 10年 | 82.1万円 | 87歳 | |
女性 | 10年 | 66.4万円 | 90歳 | |
100%型 | 男性 | 0年 | 44.1万円 | 87歳 |
女性 | 0年 | 39.4万円 | 90歳 | |
男性 | 10年 | 77.0万円 | 87歳 | |
女性 | 10年 | 64.0万円 | 90歳 |