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外貨建て保険 三井生命「フラット外貨終身」

友達とドライブする女性
 

人生100歳時代が現実的になり喜ばしいことですが、長くなった分、老後資金も多く必要になり長生きリスクにもなります。
国内ではマイナス金利の時代、老後資金作りに苦しい時代が続きます。
保険も同様に、個人年金保険や終身保険など増やす保険は苦しい時代が続きます。

保険会社は、金融庁の定める標準金利を基準に保険料を決めています。
標準金利は、以下に示すように引き下げが続いています。

  • 1996年4月:2.75%
  • 1999年4月:2.00%
  • 2001年4月:1.50%
  • 2013年4月:1.00%
  • 2017年4月:0.25%

 

保険会社は、多くは日本国債で運用してきました。
2018年の10年国債の金利は、1.1%です。
預金よりは有利とは言えますが、低金利には変わりなく、金利の相対的に高い外貨建て保険が注目されています。

 

外貨建保険

外貨建保険は、保険料を外貨で運用する保険です。
今まで複数の外貨建保険を紹介してきました。
最新は、外貨建保険 T&Dフィナンシャル生命「外国為替連動型年金」です。

 

利率

運用する主な外貨には、以下があります。

  • 米ドル
  • 豪ドル

 

メリット・デメリット

外貨建保険のメリットは、利率が高いので国内の運用に比べリターン(保険金)が大きいことです。

逆にデメリットに、以下があります。

  • 円・外貨変換手数料が2回(米ドルで100円あたり1円強、他通貨はもっと高い)
  • 為替レートの影響が大きい(デメリットだけでなくメリットもあります)
  • 円安時:リターンが大きくなるメリット
  • 円高時:リターンが少なくなるデメリット

 

円安が続き(保険料は高くなる)リターン時に急に円高(リターンが少なくなる)になるのが最悪のケースですが、生存している場合は受け取り時期を遅らせるなどの対応が可能です。

政府・日銀は通常円安方向に施策し、対ドルで100円を割るような為替は考えにくいと予想され、外貨建保険が注目されます。

 

「フラット外貨終身」

三井生命は、正式名称を無配当低解約返戻金型外貨建終身保険(予定金利毎月変更型)「フラット外貨終身」を2018年5月7日から販売しています。

 

特徴

一般の外貨建保険の保険料は現地通貨では一定ですが、円で支払う場合は毎月の為替レート(現地通貨単位に相当する縁)により変動します。
「フラット外貨終身」は、保険料払込期間中の為替レートを第1回保険料払込時のレートに統一しますので、全払込期間中の円建て保険料は一定です。
保険料は一定ですので、支払いの予定が立つメリットがあります。

保険金のもとになる予定利率は、月ごとに加入時からの予定利率の平均になります。
円での払込保険料は毎月一定ですが、保険金は予定利率により変動します(最低予定利率があります)。

低解約返戻金型保険ですので、保険料払込期間中の解約返戻金は減額されますが、その分保険料は抑えられます。

保険料払込期間満了後1ヶ月経過以降円換算の解約返戻金が目標額(円)に到達すると災害保障付積立保険に自動的に移行できます。

 

指定通貨と保険料払込期間

外貨として指定できるのは、以下の通貨になります(2018年5月の予定利率)。

  • 米ドル:予定利率は2.91%
  • 豪ドル:予定利率は3.13%

 

保険料払込期間は、以下になります。

  • 米ドル:5年・7年・10年・15年
  • 豪ドル:5年・7年・10年

 

保険金と保険料

保険金は、年齢別の最低基本保険金と最高基本保険料の間を1,000米ドルまたは1,000豪ドル単位で指定できます。

最低基本保険金は、25,000米ドルまたは25,000豪ドルになります。

最高保険金は、加入年齢(0歳〜75歳)ごとに異なり以下になります。

  • 0歳〜14歳:1,000万円
  • 15歳〜19歳:6,000万円
  • 20歳〜24歳:15,000万円
  • 25歳〜30歳:25,000万円
  • 31歳〜60歳:30,000万円
  • 61歳〜75歳:10,000万円

 

最低保険料は月額5,000円で、設定した基本保険金で変わりますが、第1回払込時の保険料が払込満期まで一定です。
保険料は、基本保険金25,000米ドルまたは豪ドル以上で高額割引があります(所定以上だとさらに割引があります)。

 

加入条件

「フラット外貨終身」には、以下の加入条件があります。

  • 加入年齢:0歳〜75歳
  • 告知:告知書または医師の診査
  • 保険料と基本保険金:上記参照