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人生100歳時代「トンチン年金で長生きに備え」

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マイナス金利の時代、個人年金保険や終身保険の値上げや販売中止が続いています。
長寿時代は死亡保険金の支払いが遅れるので、掛け捨ての定期保険の保険料は下がることが期待できます。
しかし、マイナス金利・長寿時代は、終身の個人年金保険は苦しい時代になっています。

マイナス金利・長寿時代の終身の老後資金作り・手当は、前回人生100歳時代の備え「トンチン年金」で以下を紹介しました。

  • 70歳からの繰下げ受給で終身42%アップする公的年金保険
  • 外貨建個人年金保険(終身年金)
  • 長生きすると有利なトンチン年金保険

 

今回は、トンチン(性の高い)年金保険の例として以下を紹介します。

  • 日本生命「ニッセイ長寿生存保険(低解約返戻金型)GranAge」
  • 第一生命 とんちん年金「ながいき物語」

 

個人年金保険とトンチン年金保険の違い

一般の個人年金保険にくらべてトンチン年金保険は、長生きすると有利な保険です。

 

一般の個人年金保険

一般の個人年金保険は保険料払込期間が60歳あるいは65歳で、その後5年間あるいは10年間一定額の年金が毎年あるいは毎月支払われます。
保険料払込期間の解約や死亡すると返戻金を受け取れ、年金支払い期間中に死亡すると残る期間あるいは最低保証期間の年金額が受取人に払い戻されるかけすて型でない保険です。

 

トンチン年金保険

トンチン年金保険は返戻金がなく、年金支払い期間(終身)に死亡すると年金の支払いが終了するかけすて型に近い保険です。

早く亡くなることで生じたかけすて分が、長生きしている加入者に分配され、長生きリスクに備えやすい終身個人年金保険です。

早く亡くなると相対的に不利になることから今までにない保険ですが、マイナス金利と長寿時代に適した保険と言えます。

 

日本生命「ニッセイ長寿生存保険(低解約返戻金型)GranAge」

 

特徴

「GranAge」は、以下の特徴のある保険です。

  • 解約返戻金を低く設定されているので年金の支払額が大きくなります
  • 5年保証期間付き終身年金を選べます(10年確定年金もあります)
  • 所得税・住民税が軽減される保険料控除の対象です
  • 加入年齢は50歳から87歳までです(保険料払込期間により異なります)
  • 無告知で加入できます

 

保障内容の例

以下の契約内容を例にとります。

  • 契約年齢50歳
  • 保険料払込期間70歳満了
  • 年金払込期間70歳から終身(5年間支払い保証)
  • 年金額60万円(年額)

 

保険料の目安

上記保障内容での月額保険料の目安を以下に示します。

  • 50歳男性は、50,790円
  • 50歳女性は、62,526円

 

第一生命 とんちん年金「ながいき物語」

 

特徴

「ながいき物語」は、以下の特徴のある保険です。

  • 死亡保障がなく解約返戻金を低く抑えることで年金を大きくする生存重視の年金です
  • 年金額は加入時に確定するので老後の計画が立つ保険です
  • 有期の確定年金は5年・10年・15年から選択できます
  • 終身年金は10年間の保証期間がついています
  • 所得税・住民税が軽減される保険料控除の対象です
  • 加入年齢は50歳から80歳までです

 

保障内容と保険料の例

以下の契約内容を例にとります。

  • 契約年齢55歳
  • 保険料払込期間70歳満了
  • 年金払込期間70歳から終身(10年間支払い保証)
  • 年金額50万1900円(男性)
  • 年金額40万4000円(女性)

 

上記保障内容での月額保険料は、54,000円になります。
年金累計額が払込保険料を上回る年齢は、男性89歳、女性94歳です。
100歳まで長生きすると返還率は、男性160.0%、女性128.8%になります。