医療保険おすすめランキング > はじめての医療保険 > 先進医療特約とは
通常の治療では回復が見込めない場合や、早期の治療を有する場合などは、先進医療を検討することとなります。
先進医療とは、厚生労働省が認めた高度な医療技術を用いた治療のことです。先進医療は日々進化しており、年々厚生労働省が新しい技術を用いた治療を認可しています。
ただし、先進医療は保険の対象外となるため、先進医療特約という保健商品が展開されています。先進医療特約についてご説明します。
通常、医療費は自己負担が3割、公的な健康保険機関が7割を負担します。ただし、先進医療については10割全てが自己負担になります。
厚生労働省が認可した治療方法が先進医療として利用することができ、主にがん治療の先進医療が多いです。全額自己負担ですから、支払う金額は高くなるのですが、必ずしも治療自体が高いとは限りません。
何百万もするものから、1万円そこそこで受けられるものもあります。また、全額自己負担になるのは先進医療にかかる費用だけなので、入院費や検査費用などは健康保険の対象になります。
先進医療は日々進化しており、がん治療に関係する技術が特に力を注がれています。では、実際に先進医療で実施件数が多い治療にはどのようなものがあるのでしょうか。
がん治療が積極的ではありますが、一番多い治療が「多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術」で、平成28年の数字で9,877件となっています。
多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術は、白内障治療で用いられる先進医療で、1回が50万円と比較的安くなっていることも件数が多い要因となっています。
がん保険にはほぼ、先進医療特約がついてきます。負担額が多くないので、あえて先進医療だけいらないと考える人はいません。
何百万とする治療費が負担されるわけですから、入っておいて損はないでしょう。一般的な先進医療特約もありますが、最初に検討をするならがん保険の特約で問題ありません。
先進医療とは厚生労働省が認めた治療方法で、公的な保険機関の7割負担が無く、全額自己負担となります。
そのため、先進医療特約を保険商品に付ける人が多く、中でもがん保険の先進医療特約は人気があります。月に数百円で何百万といった保障をしてくれますので、入っておいて損はないサービスと言えます。